歴史から学ぶと民主党って自民党と旧社会党の最悪の部分が延命のために野合したって話しだよね

昨日のエントリーで少しだけ、不正確だったところがあった。

民主党こそが古き自民党体質を精算できないという基本的事実は隠し様がないと思うよ

これはこれでネット界隈に出没する民主党シンパなどが必死になって世間の注意をそらせたいとはおもっていても、厳然とした歴史的事実なわけです。その象徴ともいえるのが民主党内における小沢氏の存在な訳ですな。

しかし、一点補足が必要なのは、民主党自民党(特に田中角栄の旧田中派)を受け継いでいるだけでなく「55年体制」で自民党のライバルであった社会党の流れも受けついている点だ。


"歴史"を踏まえれば、1990年代のある時点までは自民党社会党は激しく争っていた。すくなとも国民にはそう見せていた。


それが当時の「政界再編」の流れの中で、立ち行かなくなった両者の質の劣った部分が、様々な紆余曲折の末に政治的に延命するために野合した。それが現在の民主党にいたる流れであって、これは民主党議員(特に政治家としてのキャリアが長い議員)の政党遍歴などを調べれば否定できない事実であるとわかる。


まあ、ご都合主義といえばそれまでなんだけど、彼らも日々、政治家としてメシを食うためには、理念だの理想だのそんなものは屁の突っ張りにも成らないと感じたのでしょう。商売って所詮そんなものですし。そして政治家にとって政治とは紛れもなく生業であり商売である訳ですから。


選挙のたびに某巨大掲示板や様々なところに出没する民主党シンパの皆様の「思い込み」と実際の民主党はずいぶん違うと思う。


まあ、だからと言って今の自民党が素晴らしいという話にはならなくて、「救いなど何処にもない」という当たり前の結論にしかならないの残念ですが。