面白い動画、アメリカ語圏の政治文化って面白いですね。

まず、この"如何にも"って感じの動画を見てください。

撮影に当たって入念な演出が行われたことは、出演者の表情を観察すると一発でわかります。"She betrayed us in a past. How can we trust her now!?"とか"I'm not a pit bull"とか言ってるあたりの出演者の顔の歪み方が好い味を出してます。つーか、"pit bullじゃない"って否定してもその表情が発言を裏切ってる気もしますね。

それにしてもBGMも作為的ですばらしいです。

まあ、平均的な有権者のレベルを考慮するとこのオバーリアクト気味の演出が有効ということなのでしょう。念のために言うと私はサラ・ペイリン女史を弁護する気などさらさらありません。ただ、久しぶりにアメリカ語圏のネガティブキャンペーンを見て私が在米中に見聞きした大統領選挙(二回)の雰囲気を思い出し懐かしく感じたので紹介しました。


所詮、アメリカ人はインターネット時代になろうがWEB3.0時代になろうが、結局アメリカ人だってことですね。